・葉先枯れ症の原因と対策

トマトの葉先枯れ症はカリウム欠乏といわれています
また重度な欠乏の場合散りかけた花弁、壊死した組織などに
増殖した糸状菌が植物体に侵入し
灰色かび病になる可能性が高まり減収してしまいます
葉先枯れ症
窒素欠乏や硫黄欠乏等、葉色が薄くなるような欠乏症状の場合は
追肥によりその症状は改善されますが
カリウム欠乏は一般的に葉の先端が壊死として観察されるため
直後にカリウムを施用してもその部分の障害が治癒することはありません

原因として、保肥力の弱い砂質土壌で発生しやすく
トマトはカリウムが窒素の3倍程度必要になります
チッソ、カリを同量程度施用しているとカリウムが不足気味になります

対策として葉先枯れをさせない事が大事になります
カリウムを施用する場合、まず発症した葉を適切に除去し
発症葉からの病原菌侵入を回避する必要があるでしょう

トマトのカリウム要求量は着果に伴い増加します
その時を外さない様に追肥、葉面散布をお願いします

葉面散布でご紹介したい液肥がカリショットという商品です
カリウムの補給により葉先枯れ症の予防だけでなく養分の転流を促進し
クエン酸を含む為、リン酸、石灰、鉄等の微量要素を溶かし有効化します
またトマトはカリウム要求量が高いので、カリウムを十分与える事で糖度が上昇します

当然カリウムのやりすぎは葉や根を傷めて生育自体を低下させ
病害を誘発するので植物の状態を見ながら少量ずつ小まめに対処して下さい
カリショットは液肥なので潅水施肥でも葉面散布でも対応出来るの点が使いやすいです

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