・柑橘 カルシウム補給に

徳島はすだちや柚子、ユコウの産地です
今回はカルシウムの葉面散布材(液体肥料)の御紹介です

柑橘は生育ステージ毎に求める養分の優先順位が異なり、樹も吸収が旺盛になる養分から抑制される養分があります
例えば芽出しには窒素が必要だが
その後はリン酸で発根を促進、葉の硝酸態窒素を下げる
結実してくるとカリウムで光合成によってつくられた養分の転用
春は苦土、夏は石灰を与えるというのはお聞きになられた方も多いのではないでしょうか

そんな中、果実肥大期においてカルシウムをピンポイントで施用出来ないと
浮き皮、果実の貯蔵性(収穫後の日持ち)低下したりする可能性が出てきます
左:浮皮果、右:正常果
また粒肥で施用すると微生物に分解されてから植物に吸収されるまで時間がかかってしまい
石灰に関してはカリウムとの拮抗作用(土壌中でカリの含量が増加するとカルシウムの吸収が抑制される)や
乾燥してくると土の中に養分が存在していても効きにくい事があります

そこでライムショットを500倍で葉面散布してやる事で
樹にカルシウムを施用して良い実が出来ます
かん水施肥も可能です
是非ライムショットで収穫後日持ち向上した果実を収穫して下さい
※弊社では苦土やカリウムの液肥も取扱いしております

詳しくは取扱店や農協にお問い合わせ下さい
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