・夏場における葉の黄化

徳島ではみかん、スダチ、柚子等が栽培されています
夏場7月~9月にかけて発生し新葉には発生せず果実が着果
している付近や元葉付近で葉の黄化が見られる場合があります
これは苦土欠乏の可能性が考えられます

主脈に緑色を残し、主脈間が黄化する

原因として着果過多、細根が少ない、土壌が酸性、そもそも土壌に
苦土欠乏、カリウムが過剰にある、pHが適正値でない等が考えられます
夏場の果実肥大期において光合成で作られた養分の転流によって
マグネシウムも新葉の方に多く消費されてしまいます
対策として、液体の苦土肥料であるマグショットをおすすめします

この商品は苦土の他にホウ素、マンガン、糖を含みます
苦土は花芽形成や開花を促進させ、リン酸の吸収を助けます
また液体肥料なので、作物の苦土欠乏にすぐ対応できます

柚子やスダチは果皮色を濃くする目的に窒素を多用する園が多く
その結果、色は出ますが貯蔵性が低下し腐敗果の発生を助長します
のでマグショットの様な苦土資材の施用が効果的です

以前あるすだち農家さんで黄化症状が激しかった園で
苦土資材を葉面散布して収量が増加した事例があります
苦土をやればやった分だけ増収したというよりはドベネックの要素樽
(作物生育に必要な因子のうち1つでも不足するものがあれば他の因子
がいかに十分であっても作物の生育は不足因子に支配され他の因子を
増やしても生育は増大しない)という考え方に近いかと思われますが、、、

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