・トマトの尻ぐされに

果実の下側にこういった症状が出た事ありませんか?
トマトの尻腐れ
これはカルシウム欠乏の症状で
トマトは石灰欠乏症が発生し易い作物の1つです
トマト以外にも白菜の芯ぐされ、イチゴのチップバーンもカルシウム欠乏といわれており
ホウレンソウ等でも比較的カルシウム欠乏症が発生しやすいといわれています

カルシウム欠乏症は
① 水分不足
② 窒素過剰
③ 塩基バランスの崩れ
等で発生しやすいです

ただ、カルシウムと言えば石灰のイメージですが施用しすぎると
土壌のpHが上がりすぎてしまい、窒素の無機化がすすまない
鉄マンガンほう素等の微量要素が効かずに欠乏症状が発生してしまう事があります

そこでpHは上がらないがカルシウム補給という事で
硫酸カルシウムをベースにしたカルゲンという商品のご紹介です
硫酸カルシウム自体はアルカリは弱い一方、水に比較的溶けやすく
炭酸カルシウムの170倍、消石灰の1.6倍溶けやすいので追肥としても使用できます

ハウス土壌などでは、多肥に加え露地に比べて降雨の影響を受けず
溶脱が少なく、土壌に肥料養分が蓄積しやすい為pH7以上と
適正値を超えて高い場合があります
そういった場合、カルゲンの様な資材は非常に適しています

カルゲンは粒と粉の両方御座いますが
粉の方が粒より早く溶けて効きますが
粒の方が取扱し易い為、弊社では粉より粒の方が売れています

詳しくは取扱店や農協にお問い合わせ下さい
商品の詳細はこちらをご覧ください。