・お礼肥に併用して土壌改良省力化

果樹は永年性作物であり長期間安定して収量、品質の良い
生産物が得られる様な土壌環境にしていく事が重要です

そのための土壌環境としては、樹体に養分を蓄積し翌年度の開花、結実
に利用されるのでそれに見合う養分供給がある事が必要となってきます
樹体に蓄積された養分が少ないと隔年結果になりがちです
すだち、柚子、みかん等の柑橘類は常緑果樹なので葉にも養分が蓄えられていきます

翌年に備えて収穫期か直後に養分を供給し樹勢回復を図る目的であるお礼肥のポイントは
窒素等も勿論ですが葉に苦土等を補給させてしっかり樹を休ませる事が大切になってきます

お礼肥にご紹介したいのがセルホスという肥料です
①苦土や微量要素を含み省力化にぴったり
②リン酸の肥効が抜群
③リン酸と苦土で根と葉の充実

①秋肥、お礼肥の時期すなわち7月~10月にかけて
リン酸、マグネシウム(苦土)、カルシウム(石灰)、微量要素が
果実に糖分と一緒に転流する時期にしっかり効かせたい養分が
セルホスには含まれている総合ミネラル肥料です
土壌が酸性でなければ燐酸、苦土、石灰、ケイ酸、鉄がバランス良く与えられます

②温度が低くなると効きにくくなるリン酸を
メーカー独自の特殊な製法で造粒されており
お礼肥と併用すると秋根の発達促進と土壌改良が同時に行えます
燐酸は通常アルミニウムや鉄と結合し難溶化した形態では
作物に利用されにくいですが、セルホスは苦土の効果で
リン酸の肥効が非常に優れています

③貯蔵養分を作る場所は葉で
蓄積する場所は根が主体となります
冬に向け気温や地温が低下すると葉の老化や
根の活性も低下する為、光合成量も急激に低下します
そこでリン酸苦土肥料を早急に効かせ枝葉と秋根の充実を促して下さい
葉や根が充実してこそ肥料が活きてきます

収穫の終盤~収穫後10日頃を目処にセルホス
60kg/10a程度施用して下さい
詳しくは取扱店や農協にお問い合わせ下さい
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